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稼ぎが多いのは!? 欧州日本人VS韓国人、高額年俸ランキング16〜20位。アジアサッカーを牽引する男たち

シリーズ:年俸ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 アジア人サッカー選手が世界のトップクラブで活躍する時代が到来した。その中でも日本と韓国の選手は特に注目されている。では、ヨーロッパでプレーするこれらの選手たちの中で、最も高額な年俸を手にしているのは誰なのか。今回は、欧州5大リーグで活躍する日本人と韓国人選手の最新推定年俸ランキングを紹介する。※年俸は『Capology』を参照。出場記録などのデータは10月21日時点。[1/5ページ]

20位:浅野拓磨(日本代表)

マジョルカに所属するサッカー日本代表FW浅野拓磨
【写真:Getty Images】

生年月日:1994年11月10日
推定年俸:146万ユーロ(約2億4820万円)
所属クラブ:マジョルカ(スペイン)
25/26リーグ戦成績:5試合1ゴール0アシスト

 サッカー日本代表の浅野拓磨は、スペイン・ラ・リーガのマジョルカで推定年俸146万ユーロ(約2億4820万円)を受け取っている。

 浅野は2016年夏にサンフレッチェ広島からイングランドのアーセナルに加入したが、労働許可証が下りず、すぐにドイツのシュトゥットガルトにレンタル移籍となった。

 その後も欧州を転々とし、2019年に完全移籍したセルビアのパルチザンではゴールを量産するも、給料未払いに巻き込まれて2021年夏にドイツのボーフムに加入へした。

 ボーフムでは年俸が45万ユーロ(約7650万円)まで下がったが、クラブを降格の危機から救うゴールを決めるなど、要所で結果を残して評価を高め、2024年夏にマジョルカに加入。現行契約を交わした。

 マジョルカ初年度は負傷の影響もありリーグ戦21試合出場にとどまったが、出場すれば一定の存在感を示した。

 2025/26シーズンに入ってからはよりコンスタントに出場し、第7節アラベス戦では決勝点を挙げ、チームに今季初勝利をもたらした。

 しかし、この試合で負傷し、現在は離脱中。マジョルカのフットボールディレクター、パブロ・オルテルス氏はスペインのラジオ『COPEバレアレス』で浅野について「縦への推進力があり、爆発的な動きでチームに大きな貢献をしてきた。負傷は心配だ」と語っている。

 浅野は2024年9月を最後に日本代表から招集されていない。

 だが、大一番で発揮する勝負強さは日本代表FWの中でも屈指のものがあり、2026 FIFAワールドカップ(W杯)メンバーに滑り込めるのかが注目される。

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