イングランドのマンチェスター・シティは、現地時間15日に『EA SPORTS FC』とコラボした特別ユニフォームを発表した。英メディア『BBC』は22日に、新しいユニフォームを発表したものの、プレミアリーグでは着用できないことを伝えている。
コラボユニフォームは着用できず?
【写真:Getty Images】
シティと『EA SPORTS FC』がコラボした特別ユニフォームは、ダークフォレストグリーンを基調としている。
クラブの公式サイトでは、「ターコイズとメタリックの三角形のデザイン、ライトグリーンの首元、メタリックのプーマキャットとシティのエンブレムの中央にある“NFCチップ”が特徴だ」と、コラボユニフォームのデザインについて説明した。
このユニフォームには特別な“チップ”が埋め込まれており、スマートフォンで読み込むと、EA SPORTS FC26の限定ゲーム内コンテンツをアンロックできる。
同メディアは、「シティは21日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のビジャレアル戦で、新しい緑の第4ユニフォームを披露した。しかし、プレミアリーグではそれを着用することはできない」と前置きし、その理由について次のように伝えた。
「イングランドのトップクラブはリーグ戦で最大3枚のユニフォームしか着用できない。
そのため、グアルディオラ監督率いるチームは、ゲームから着想を得た新しいユニフォームでプレーすることはできない」
しかし、CLではこの制限がないことから、コラボユニフォームは欧州の舞台で着用する可能性が高いと指摘している。また、「申請をすればFAカップでも使用可能だ」と伝えた。
一方で、なでしこジャパンMF長谷川唯らが所属するマンチェスター・シティWFCでは、シーズンを通してイングランド・ウィメンズ・スーパーリーグ(WSL)の一部の試合で、コラボユニフォームを着用する予定だという。
シティのX公式アカウントでは、コラボユニフォームのデザインを公開。
女子チームからは長谷川らがモデルに選ばれており、新しいユニフォームを身にまとった姿を披露している。