スペイン・ラ・リーガ第10節、レアル・マドリード対バルセロナの試合が現地時間26日に行われ、マドリーが2-1で勝利した。この試合では、マドリーに所属するFWキリアン・エムバペが、絶妙な抜け出しから先制ゴールを決めて、チームを勝利に導いている。
伝統の一戦はマドリーが制する
【写真:Getty Images】
マドリーがホームに“宿敵”バルセロナを迎えた一戦。
指揮官に就任してから初めての“エル・クラシコ”に臨むシャビ・アロンソ監督は、DFディーン・ハイセン、MFエドゥアルド・カマヴィンガ、FWヴィニシウス・ジュニオールらを先発に起用した。
12分、アルダ・ギュレルのパスを受けたエムバペがネットを揺らすも、オフサイドと判定されゴールは取り消されてしまう。
迎えた21分、マドリーのエースがチームに先制点をもたらした。
ピッチ中央で反転して前を向いたMFジュード・ベリンガムが、バルセロナ最終ラインの裏を狙ったエムバペへとスルーパスを送る。
完璧に抜け出したエムバペは、GKヴォイチェフ・シュチェスニーとの一対一を冷静に決め切った。
その後、MFフェルミン・ロペスに同点ゴールを決められてしまったマドリーだったが、直後にベリンガムが勝ち越しゴールを決めて、2-1とした。
後半はバルセロナがボールを保持してマドリーを押し込む時間が続いたものの、1点のリードを守り切り、ホームチームが2-1で勝利している。