スペイン・ラ・リーガ第10節、レアル・マドリード対バルセロナの試合が現地時間26日に行われ、マドリーが2-1で勝利した。スペインメディア『AS』は同日、試合終了後に、マドリーDFダニ・カルバハルとバルセロナFWラミン・ヤマルの口論がきっかけとなり、両チームが入り乱れる乱闘騒ぎが起きたことを伝えている。
試合後の乱闘騒ぎ
【写真:Getty Images】
シャビ・アロンソ監督のもとで初となるクラシコに臨んだマドリー。
指揮官は、DFディーン・ハイセン、MFジュード・ベリンガム、FWヴィニシウス・ジュニオールらを先発に起用した。
一方で、マドリーのホームに乗り込んだバルセロナは、DFジュール・クンデ、MFフレンキー・デ・ヨング、FWフェラン・トーレスがスタメンに名を連ねている。
21分、マドリーはFWキリアン・エムバペのゴールで先制した。直後に同点とされるも、43分にベリンガムが勝ち越しゴールを奪い、2-1でホームチームが白星を飾っている。
事件は、試合終了後に起きた。
カルバハルがヤマルに対して「喋りすぎだ」というジェスチャーをすると、バルセロナの背番号“10”はカルバハルの方に向かっていく様子を見せた。
これに対してMFエドゥアルド・カマヴィンガがヤマルを止めようとすると、割って入ったMFマルク・カサドとGKティボー・クルトワが衝突。
両チームの選手が揉み合う事態となり、きっかけとなったヤマルはすぐにピッチ外へと連れ出されていた。
同メディアは、「カルバハルのヤマルへのジェスチャーが壮大な乱闘を引き起こした」と述べつつ、「激しい口論が続き、緊張が高まった。徐々に落ち着いたが、複数のカードが出されている。こうして、この恥ずべき出来事は幕を閉じた。乱闘で終わったクラシコ。これは若い選手たちにとって、最悪の前例となるだろう」と、試合後に衝突した両チームの選手たちに対して、厳しい言葉を送っている。