ラ・リーガ第10節が現地時間26日に行われ、レアル・マドリードはホームでバルセロナと対戦。今季最初のエル・クラシコを2-1で制した。この試合では、左SBのアルバロ・カレーラスが守備で奮闘。見事にバルセロナのラミン・ヤマルを抑え込んだ。中でも、21分のバトルは見ごたえ十分だった。
カレーラスが守備で奮闘
首位マドリーと2位バルセロナによる首位攻防戦。
序盤から主導権を握ったホームチームは、22分にキリアン・エムバペのゴールで先制に成功する。
それでも38分にはフェルミン・ロペスに同点弾を許したものの、43分にはジュード・ベリンガムがネットを揺らして、勝ち越しに成功。
後半も集中力の高いゲーム運びを見せたシャビ・アロンソ監督率いるチームは、そのまま2-1で勝ち切った。
この一戦で、バルセロナの攻撃に違いを生み出すヤマルを抑え込んだのがカレーラスだ。
マドリーのカンテラ出身の左SBは、タイトな守備で18歳のアタッカーの自由を奪い、仕事をさせなかった。
中でも、粘り強い守備を見せたのが21分のシーン。
カレーラスは、自身の後方にスペースがある中で、ヤマルに前向きにボールを持たれたが、上手く身体を寄せて、タッチライン際に追い込むことに成功。
バルセロナの10番に突破を許さなかった。
その前のプレーでファウルがあったとして、主審が笛を鳴らしていたが、背番号「18」が見事な対応を見せた場面だった。
攻撃の部分では、低い位置でドリブルでボールを失うシーンが何度かあったものの、ヤマルを抑え込むという一番重要な任務を遂行したカレーラス。
守備でも戦えることを証明した一戦となった。
