なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)は現地時間28日、国際親善試合でノルウェー女子代表と対戦する。欧州遠征第1戦のイタリア女子代表戦は、長谷川唯のゴールで追いつき、1-1のドローで終了した。第2戦では、トッテナム・ホットスパー・ウィメンに所属するFWカチンカ・タンベルグに注意すべきだ。
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なでしこジャパンが注意すべきFW
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21歳のタンベルグは今夏、スウェーデンのハンマルビーIFからの移籍でトッテナムへ加入した。
新加入ながら主力に定着し、今季はここまで公式戦8試合の出場で3ゴール1アシストを記録している。
176cmの長身と屈強なフィジカルが武器のストライカーだ。
そんなタンベルグのイングランド初ゴールは圧巻だった。
イングランド・ウィメンズ・スーパーリーグ(WSL)第2節のエヴァートン戦でスタメンに抜擢されると、27分に先制点をアシストする。
後半開始早々の49分、石川璃音からボールを奪ったベサニー・イングランドのパスを受けると、タンベルグはそのまま右足を振り抜く。
ボールはGKの頭上を越えて、ゴールに吸い込まれた。
トッテナムの公式サイトによると、ノルウェー女子代表FWの初ゴールは、40ヤード(約36.5m)からの一撃だったという。
ノルウェー女子代表では、30歳のFWアーダ・ヘーゲルベルグ、マンチェスター・ユナイテッドWFCのエリザベート・ターランドもセンターフォワードで起用されており、なでしこジャパン戦で誰を起用するか気になるところだ。
背番号10のキャロライン・グラハム・ハンセンが体調不良で離脱する中、21歳のタンベルグは今季好調なだけに警戒すべき選手だ。
