フェイエノールトに所属する27歳の日本代表FW上田綺世は、在籍3年目にして爆発的な成長を遂げている。早くも二桁ゴールを達成し、チームの中心的存在に成り上がった。フェイエノールトを率いるロビン・ファン・ペルシ監督は、プロ意識の高さを称賛している。オランダ紙『フットバル・インターナショナル』が29日に報じた。
上田綺世、なぜ爆発的な成長を遂げることができたのか?
上田は2023年8月からフェイエノールトでプレーを続けているが、ここまで注目を浴びる選手ではなかった。
転機が訪れたのは2025年2月。絶対的エースのサンティアゴ・ヒメネスがミランへ完全移籍し、ロビン・ファン・ペルシ監督が就任したことで状況が一変する。
開幕戦のNACブレダ戦で今季初ゴールを決めると、その後も順調に得点を積み重ねた。
第9節のヘラクレス・アルメロ戦ではハットトリックを達成し、早くも11得点をマーク。
現役時代に3度バロンドール受賞したマルコ・ファン・バステン氏など著名人には、まだ実力を認められていないが、ファン・ペルシ監督は一貫して上田の才能を高く評価している。
同紙の取材に応じたファン・ペルシ監督は「彼と一緒に仕事をするのは本当に楽しいよ。
彼はとてもハングリーで、毎日自分の限界を超えようとしている。ジムでも、練習でも、試合でもね。
彼は非常に指導しやすく、学ぶ意欲が高い。プロ選手やユースの選手たちにとって、どうプレーに向き合うべきかを示す模範のような存在だ。
たとえ彼が100点取ったとしても、その姿勢は絶対に変わらないだろう」と語っている。
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