ドイツ・ブンデスリーガ第9節、FCアウクスブルク対ボルシア・ドルトムントの試合が現地時間10月31日に行われ、ドルトムントが1-0で勝利した。この試合では、ドルトムントに所属するMFジョーブ・ベリンガムが絶妙なスライディングタックルでチームのピンチを救い、勝ち点「3」をもたらしている。
ベリンガムがスーパーストップ!
【写真:Getty Images】
ミッドウィークに、DFBポカール2回戦でアイントラハト・フランクフルトと対戦したドルトムント。
PK戦を制しての勝利だった影響もあり、チームを率いるニコ・コヴァチ監督はフランクフルト戦から大幅にメンバーを入れ替えて、アウクスブルク戦に臨んだ。
37分、ドルトムントはFWセール・ギラシがゴールを決めて、先制に成功している。
ドルトムントが1点をリードする展開で迎えた70分、この試合最大のピンチをベリンガムが見事なタックルで防いだ。
ピッチ中央付近でボールを奪われたドルトムントは、アウクスブルクMFエルヴィス・レジュベツァイがペナルティエリア内に侵入するのを許してしまう。
レジュベツァイがGKグレゴール・コベルと一対一になるかと思われた時、後ろから走り込んできたベリンガムがスライディングタックルでシュートをストップした。
スペインメディア『as』は、「ベリンガムがドルトムントを救う。彼の素晴らしい守備によって、ドルトムントは勝ち点3を手にした」と、相手の決定機を見事な守備で防いだベリンガムを絶賛している。
ベリンガムの好守もあり、ドルトムントは1-0でアウクスブルクとの試合を制して、ブンデスリーガ暫定2位に浮上した。