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売り上手!? 2025年、サッカークラブ売却益ランキング6~10位。多くの選手を放出したのは?

シリーズ:売却額ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 2025年の欧州主要リーグの冬と夏のマーケットが閉まった。今シーズンも多くの選手が活躍の場を求めて新天地を目指した一方で、同時に各クラブが人員整理や他クラブからの引き抜きで選手を売却している。今回は、移籍市場における各クラブ総売却額をランキング形式で紹介する。(移籍金は『transfermarkt』を参照)[1/5ページ]

10位:FCポルト(ポルトガル)

ポルトMFニコ・ゴンザレス
【写真:Getty Images】

総売却額:1億8800万ユーロ(約319.6億円)
移籍金最高額:ニコ・ゴンザレス(6000万ユーロ/約102億円)

 2024年夏に長期政権を築いたセルジオ・コンセイソンが監督を退任したFCポルトは、2024/25シーズンに苦戦を余儀なくされた。

 スポルティングCPとベンフィカで争われたリーグの優勝争いからは脱落し、タイトル獲得は開幕前に行われるスーペルタッサのみに留まった。

 彼らの基準で見れば苦しいシーズンの中で、2025年冬に大規模な放出を決断する。

 マンチェスター・シティにスペイン人MFニコ・ゴンザレスを6000万ユーロ(約102億円)、アル・アハリにブラジル代表Wガレーノを5000万ユーロ(約85億円)で売却した。

 2選手の売却のみで1億1000万ユーロ(約187億円)を回収できたことは大きく、今夏の移籍市場では若手選手に再投資する形でデンマーク代表MFヴィクトル・フロホルトらを獲得した。

 昨季は定まらなかった新指揮官には、昨季アヤックスで監督を務めていたフランチェスコ・ファリオーリを招聘。第10節終了時点で9勝1分の無敗と好調を維持している。

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