ブンデスリーガ第9節、ハイデンハイム対アイントラハト・フランクフルトの試合が現地時間1日に行われ、試合は1-1の引き分けに終わった。この試合でフランクフルトに所属する日本代表MF堂安律は先発出場したが、またも無得点に終わっている。加入当初の勢いが失われていると、英メディア『トリブナ』が3日に報じた。
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堂安律、今季好スタートを切ったが…
堂安は2022年7月にPSVからフライブルクへ完全移籍し、昨季は公式戦36試合で10得点9アシストを記録。
その活躍を受けて、今夏には複数のクラブから興味を示され、最終的にフランクフルトと契約を結んでいる。
移籍後の最初の公式戦3試合で4得点1アシストをマークし、8月のクラブ月間最優秀選手にも選ばれた。
まさに順風満帆の船出だったが、最近は雲行きが怪しくなっている。
ノーゴールノーアシストの日々が続き、プレー時間も減少傾向だ。
同紙は「ボルシア・メンヒェングラートバッハとの激戦以降、堂安は5週間に渡ってゴールもアシストも記録できていない。
ハイデンハイム戦では存在感をほとんど示せず、シュートはゼロ、成功したドリブルは2回、スプリント7回だけで、試合への影響力は極めて限定的だった」と評価している。
苦戦している要因は複数あり、一つ目は「近頃ではブンデスリーガの対戦相手も、彼の対策を強化している。
フライブルク時代と異なり、ボールを受ける瞬間に2人、時には3人がかりでマークされることも珍しくない」と分析。
二つ目は「失点数を減らすため、チームは最近になって3バックまたは5バックのシステムを導入した。
この布陣変更は、彼に直接的な影響を及ぼしている。
本来得意とする右ウイングの位置ではなく、今ではより低い位置のウイングバックとしてプレーを求められているのだ」と伝えている。
対策強化と戦術変更により、堂安のパフォーマンスが落ちているのかもしれない。
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