FIFA U-17ワールドカップ カタール2025のグループHの第1節が現地時間4日に行われ、ブラジルが、ホンジュラスを7-0で下した。中でも、7点目を記録したガブリエル・メックのゴールは、ブラジルらしい崩しで奪った芸術的なゴールだった。
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ブラジルらしい崩し
前半だけで4ゴールを叩き込んだブラジルは、後半も容赦なく、ホンジュラスを攻め立てる。
59分と74分にも得点を重ねた若きカナリア軍団は、90分には鮮やかな崩しでゴールを奪う。
バイタルエリアでボールを受けたヴィニシウス・ロシャは、空間を使ったスルーパス。
この絶妙な浮き球のパスに走り込んだ10番を背負うメックが、左足で流し込み、ゴールネットを揺らした。
技術とアイディアから生まれたゴールは、往年のブラジルらしい見事な得点だった。
初戦で圧巻の強さを見せつけたブラジル。自国開催で世界一に輝いた2019年大会以来の制覇に向けて、最高のスタートを切った。
