UEFAカンファレンスリーグ(UECL)第3節、マインツ(ドイツ)対フィオレンティーナ(イタリア)の試合が現地時間6日に行われ、マインツが2-1で勝利した。この試合では、マインツに所属するサッカー日本代表MF佐野海舟が、後半アディショナルタイム(後半AT)に逆転ゴールをアシストして、チームを勝利に導いている。
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佐野海舟が劇的アシスト
【写真:Getty Images】
ここまでUECLでは2連勝と好調のマインツが、ホームにフィオレンティーナを迎えた一戦。
マインツでプレーする佐野は今季公式戦で初めてベンチスタートとなった。
16分、MFジーモン・ゾームにゴールを決められてしまい、マインツが1点を追いかける展開となる。
それでも、68分、FWベネディクト・ホラーバッハが同点弾を突き刺し、ホームチームが試合を振り出しに戻した。
両チームともにチャンスは作るものの、なかなかゴールまでには至らない中で迎えた後半AT、60分に途中出場を果たした佐野がチームを勝利に導く。
左サイドでボールを持った佐野は、鋭い切り返しで対峙したFWモイーズ・キーンをかわすと、ゴール前の状況を確認しながら浮き玉のクロスを送った。
これにMFイ・ジェソンが頭で合わせて、マインツが逆転に成功している。
UECLの公式アカウントでは、佐野がイ・ジェソンの逆転弾をアシストした瞬間を公開。
さらに、試合後には、佐野とチームメイトが肩をくみ、ホームのサポーターと喜びを分かち合う場面を伝えている。