プレミアリーグ第11節、マンチェスター・シティ対リバプールの試合が現地時間9日に行われ、リバプールは0-3の大敗を喫した。アウェイでの戦いは苦戦しており、この状況を立て直すために、32歳の日本代表MF遠藤航を起用すべきだと、英メディア『リバプールワールド』が11日に提言している。
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遠藤航、ベンチ止まりの日々が続いているが…
リバプールを率いるアルネ・スロット監督は、中盤でライアン・フラーフェンベルフ、アレクシス・マック・アリスター、ドミニク・ソボスライの3人を好んで起用していた。
このトリオが輝いた試合もあるが、マンC戦では劣勢を強いられている。
いずれの選手も空中戦、タックルで競り負けていた。
そこで同メディアは「改めて戦術を練り直すべき」とし、遠藤の起用を再び検討する時が来たと主張している。
遠藤について、同メディアは「派手さはないが、ボールを奪ってシンプルに繋ぐ。
32歳の彼はフラーフェンベルフやマック・アリスターほどテクニカルではないかもしれないが、リバプールの不安定な守備陣を守る“盾”となれる存在だ。
確かに試合勘には欠ける。
今季の出場は公式戦全体でわずか7試合だ。
それでもプロ意識が高く、チームのためにいつでも戦える準備を整えている。
スロット監督がここまで起用を控えてきた理由は理解できるものの、遠藤が出場した試合でチームを裏切ることはほとんどなかった」と評価。
“タックルを趣味にしているような選手”と称し、中盤の真ん中で泥臭く戦い、チームに安定をもたらす選手だと、太鼓判を押している。
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