サッカー日本代表は14日、ホームでガーナ代表と国際親善試合で対戦する。10月シリーズでブラジル代表を相手に歴史的な勝利をあげた日本は、引き続き強さを見せられるか。FIFAワールドカップ(W杯)を来年に控えるなか、今回のゲームにはどのような陣容で臨むだろうか、スタメンを予想する。[1/6ページ]
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GK:早川友基

【写真:田中伸弥】
生年月日:1999年3月3日(26歳)
所属クラブ:鹿島アントラーズ
2025リーグ戦成績:36試合30失点
日本代表通算成績:1試合無失点
鈴木彩艶が左手を骨折したことにより、11月シリーズでの招集が見送られた。絶対的守護神の不在は、日本代表にとって大きな痛手だ。
イタリアメディア『カルチョメルカート』などは離脱期間を「3か月」と報じており、復帰は2025/26シーズンの後半と見込まれている。慎重に回復に専念すべきだが、W杯が来年6月に迫っているなかでの長期離脱は気がかりだ。
とは言え、鈴木以外にもGKの実力者は揃っている。今回のシリーズでは、追加招集の野澤大志ブランドンを含め、早川友基や小久保玲央ブライアンらが日本のゴールを守る。
ガーナ戦では、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国から代表ウィークに招集され続けている早川が抜擢されるだろう。
まだA代表のキャップ数は「1」のみだが、その1試合、E-1選手権における中国代表戦で示したクオリティは確かだ。
11分に迎えた相手選手との1対1で完全に読み勝ち、ビッグセーブ。今季のJ1でも首位の鹿島アントラーズを支える活躍を見せており、充実した時間を過ごしている。
フル代表での経験の少なさも、実力でカバーできるはずだ。