国際親善試合、U-22サッカー中国代表対U-22ベトナム代表の試合が現地時間12日に行われ、中国が0-1で敗れた。中国メディア『SOHU』は同日に、ベトナムに敗北した自国の代表チームに厳しい言葉を送っている。
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【写真:Getty Images】
AFC U23 アジアカップサウジアラビア2026の開催を前に、中国は韓国、ウズベキスタン、そしてベトナムが参加するパンダカップを開催した。
U-23アジア杯に向けてのテストマッチの意味合いが強い一戦で、ホームの中国はベトナムに敗れるという結果に終わっている。
同メディアは、「0-1での敗北は中国サッカーファンに大きな衝撃を与えた」と前置きし、中国サッカーの厳しい現実について、次のように述べた。
「中国サッカーの恥ずかしい現状を表している。ベトナムに連敗を喫したことは、彼らの成長を示していた。
つい最近まで、ベトナムは中国にとって“格下”だったが、今や中国サッカーをしっかりと抑え込む実力を有している。皮肉なことだ。
ベトナムサッカーの進歩は偶然ではなく、彼らはユースの育成とシステム構築に多大な時間と労力を費やしてきた」
一方で、「対照的に、中国サッカーは短期的な成果にこだわりすぎているのではないだろうか」と指摘しつつ、「試合に負けること自体は悪いことではない。悪いのは、敗北から何も学ばないことだ。中国サッカーには、哲学からシステムに至るまで、包括的な改革が必要だ」と、ベトナムの成長と自国を比較し、サッカー界全体が変わらなければいけないと言及している。
中国は、来年のU-23アジア杯でU-23オーストラリア代表などと同じ、グループDに入った。
果たして、ベトナムに敗北した中国は、来年のU-23アジア杯で良い結果を残すことができるだろうか。
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