FIFAワールドカップ26欧州予選・グループIの第9節、サッカーノルウェー代表対エストニア代表の試合が現地時間13日に行われ、ノルウェーが4-1で勝利した。この試合では、マンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドが、2ゴールを決める活躍でチームを勝利に導いている。
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ハーランドのゴールが完璧
【写真:Getty Images】
ノルウェーがエストニアをホームに迎えた一戦。
ノルウェー代表を率いるストーレ・ソルバッケン監督は、DFクリストフェル・アイエル、MFオスカー・ボブ、FWアレクサンデル・セルロートらを先発に起用した。
前半は、ボール支配率約70%、シュート13本を放ったノルウェーが優位に進めていたものの、ゴールまでには至らずに試合を折り返している。
迎えた50分、セルロートが貴重な貴重なゴールを決めると、直後の52分にも追加点を記録した。さらに、56分、ハーランドが3点目をゲットし、ノルウェーがリードを広げる。
迎えた62分、ハーランドが豪快な一撃を突き刺し、試合を決定づけた。
左サイドを突破したノルウェーは、FWアントニオ・ヌサがゴール前にクロスを送る。
これを、ニアサイドにいたDFダヴィド・メレル・ウォルフェが頭で背後に送ると、最後はハーランドがダイレクトで合わせてネットを揺らした。
角度のない位置からのシュートだったが、巧みに右足で合わせたハーランドの決定力が光るゴールだった、
その後、エストニアに1点を与えてしまったものの、ノルウェーが4-1で勝利している。
この結果、ノルウェーは7戦全勝で勝ち点を21としており、今節でグループ2位のイタリア代表(勝ち点15)が引き分け以下に終わった場合、最終節を待たずに28年ぶりの本大会出場が決まることとなった。