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W杯への望みをつないだ劇的弾!イタリア代表DFマンチーニのゴールが最高!試合終了間際に絶妙なダイビングヘッドで勝利を掴む

text by 編集部 photo by Getty Images

 FIFAワールドカップ26欧州予選・グループIの第9節、サッカーモルドバ代表対イタリア代表の試合が現地時間13日に行われ、イタリアが2-0で勝利した。イタリアのDFジャンルカ・マンチーニが試合終了間際にゴールを決めて、W杯本大会出場への望みをつないでいる。
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イタリア代表が劇的勝利!

イタリア代表DFジャンルカ・マンチーニ

【写真:Getty Images】

 グループIで首位に立つノルウェー代表が直前の試合でエストニア代表に4-1で勝利したことにより、引き分け以下に終わった場合はイタリアのグループ2位が確定してしまうという状況だった。

 イタリアを率いるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、DFアンドレア・カンビアーゾ、MFブライアン・クリスタンテ、FWジャンルカ・スカマッカらを先発に起用している。

 前半は、ボール支配率約82%とイタリアがホームチームを圧倒した。

 モルドバに対しては2本のシュートしか許さなかった一方で、イタリアは13本のシュートを記録するなど試合を優位に進めるも、なかなかゴールを奪うことができずに時間だけが過ぎていく。

 後半に突入してもモルドバの守備を崩すことができなかったイタリアだったが、88分にマンチーニがスコアを動かす。

 相手を押し込んだイタリアは、左サイドでボールを持ったDFフェデリコ・ディマルコがゴール前にクロスを送った。

 これに合わせたのがマンチーニだ。

 ペナルティエリア外から走り込んでボックス内に侵入すると、ダイビングヘッドでゴール右下隅に流し込んでいる。

 さらに、後半アディショナルタイムにも1点を追加して、イタリアが2-0で勝利している。

 なんとか勝ち点「3」を獲得したイタリアは、16日に最終節で首位のノルウェーとの直接対決に臨む予定だ。

 ただし、ノルウェーの得失点差は今節終了時点で「29」であり、イタリアは「12」となっている。

 そのため、W杯の出場権を獲得するためには、ノルウェーに対して9点差以上で勝利しなければいけないという非常に苦しい状況で大一番を迎える。

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