FIFAワールドカップ26欧州予選・グループAの第5節、ルクセンブルク代表対ドイツ代表の試合が現地時間14日に行われ、ドイツが2-0で勝利した。この試合では、ドイツ代表FWニック・ウォルトメイドが2ゴールを記録し、チームを勝利に導いている。
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ドイツがグループ首位の座をキープ
【写真:Getty Images】
ここまで4試合を終えて、3勝1敗でグループAの首位に立つドイツ。
ルクセンブルクのホームに乗り込んだ一戦で、チームを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督は、DFヨナタン・ター、MFフロリアン・ヴィルツ、そしてウォルトメイドらを先発に起用した。
前半は、ドイツがボールを保持してルクセンブルクを押し込んでいたが、ゴールを決めきることができずに試合を折り返している。
迎えた49分、ウォルトメイドがドイツに貴重な先制点をもたらした。
ピッチ中央付近でパスを交換しながら相手の出方を伺っていたドイツは、最後方でボールを受けたMFアレクサンダル・パヴロヴィッチがロングボールで右サイドのFWレロイ・サネへと展開する。
パヴロヴィッチからの絶妙なロングパスを受けたサネは、一気に加速すると相手DFを振り切りペナルティエリア手前までボールを運んだ。
最後は右足でゴール前にクロスを送り、ボックス内に走り込んでいたウォルトメイドが合わせている。
パヴロヴィッチの“ドンピシャ”ロングパス、そしてサネの圧巻の高速ドリブル、そしてうまくフリーになっていたウォルトメイドによる素晴らしいゴールだった。
その後、69分にウォルトメイドが追加点を記録したドイツ。2-0でルクセンブルクを撃破し、グループ首位の座をキープしている。
最終節は17日に行われ、ドイツは勝ち点12で並んでいるスロバキア代表との直接対決を迎える。