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W杯はもう絶望…? サッカー日本代表に呼ばれなくなった5人。森保一監督から声がかからないのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 現在、年内最後の活動に臨んでいるサッカー日本代表。負傷者が相次ぎ、ベストメンバーが揃わない状況の中でも変わらず招集される選手がいる一方で、かつて常連だった選手の姿が見られなくなっている。ワールドカップ(W杯)本大会が約半年後に迫る中、日本代表に呼ばれなくなった選手5人を紹介する。※データは『Transfermarkt』を参照。[1/5ページ]
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FW:古橋亨梧(ふるはし・きょうご)

古橋亨梧

【写真:Getty Images】

生年月日:1995年1月20日
所属先:バーミンガム・シティ(イングランド)
日本代表招集歴(最終):2025年3月
25/26リーグ戦成績:14試合0得点0アシスト

 今夏、イングランド2部のバーミンガム・シティに移籍した古橋亨梧だが、今年3月のFIFAワールドカップ(W杯)26アジア最終予選(3次予選)で招集を受けたのを最後に、サッカー日本代表から遠ざかっている。

 2021年夏、ヴィッセル神戸からセルティックへ渡った古橋は、3年半で公式戦165試合に出場し、85得点、19アシストを記録。22/23シーズンにはスコティッシュ・プレミアシップ得点王、年間最優秀選手、ベストイレブンなど個人タイトルを総なめにした。

 その実績が評価され、今年1月にリーグ・アンのスタッド・レンヌへ移籍。しかし、公式戦わずか6試合、計120分の出場にとどまり、フランスでの挑戦は半年で終わりを迎えている。

 心機一転で臨んだ今季、チャンピオンシップの舞台では、ここまでリーグ戦14試合に出場しているものの、いまだ得点を挙げられていない。

 また、直近の試合ではベンチスタートが増えるなど、厳しい状況が続いている。

 代表で最後にピッチに立ったのは、3月に行われたアジア最終予選のサウジアラビア代表戦。73分から途中出場したが、存在感を示すには至らなかった。
 
 現在の日本代表では、フェイエノールトで好調を維持する上田綺世、代表で得点を重ねる小川航基、さらに町野修斗らが前線で熾烈な争いを繰り広げる。

 裏抜けを得意とする古橋は、今の代表が求めるスタイルとの適合にも課題を抱える。

 これまでも招集と招集外の時期を繰り返してきたが、W杯本大会を約半年後に控える中で約8カ月間も代表から離れている現状は、厳しいと言わざるを得ない。

 まずはバーミンガムで確実に結果を残し、再び日本代表のピッチに立つためのアピールを積み重ねたいところだ。

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