サッカー日本代表は14日、キリンチャレンジカップ2025でガーナ代表と豊田スタジアムで対戦し、2-0で勝利した。中国メディア『NetEase』は同日に、ガーナに勝利した日本といまだに監督が決まっていない中国代表の現状を比較している。
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中国が日本と韓国を羨む?
【写真:田中伸弥】
10月に行われたブラジル戦を3-2で制した日本。11月の2連戦の初戦では、すでにW杯本大会出場を決めているガーナをホームに迎えた。
16分、MF佐野海舟が中盤でガーナFWアントワーヌ・セメンヨからボールを奪うと、チームはショートカウンターに移行。最後は、佐野のパスを受けたMF南野拓実が先制ゴールを決めた。
さらに、60分、ガーナのパスを高い位置でカットした日本は、MF堂安律が鮮やかな一撃で追加点を記録し、2-0で勝利している。
同メディアは、「日本と韓国代表がともに2-0で勝利した。2026年のW杯に向けた準備は進んでおり、一方で中国は4ヶ月の休暇を得ている」と前置きし、次のように述べている。
「日本はホームでガーナを2-0で撃破し、韓国もボリビア代表を2-0で下した。
継続的に親善試合を行っている日本と韓国に比べて、中国代表は4か月連続で“休暇”を取っており、アジアサッカー界全体でも唯一のチームとなっている」
アジア最終予選で敗退が決まった後、中国はブランコ・イバンコビッチ監督を解任。その後、約6ヶ月間、後任の監督が決まっていなかった。
5日に邵佳一氏が監督に就任したと発表したものの、代表ウィークには間に合わず、代表チームは親善試合を行うことができずに11月を終える。
韓国メディア『xportsnews』は、「中国メディアが日本と韓国の勝利を“羨ましがる”」と伝えた上で、「日本と韓国は11月の2連戦の初戦で勝利を飾った。そのため、中国は、日本と韓国が来年のW杯でベスト8以上に進出できると考えているようだ」と、言葉を続けている。
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【了】