ボリビア代表は18日、キリンチャレンジカップ2025(国際親善試合)でサッカー日本代表と対戦する。2026年3月に行われる北中米ワールドカップの大陸間プレーオフ(PO)に出場するボリビア代表にとって、強化試合という位置付けにもなる。今回は、ボリビア代表の指揮官を紹介する。
——————————
ボリビア代表の監督は何者?
ボリビア代表を率いるのは、ボリビア・コチャバンバ出身である55歳のオスカル・ビジェガス監督だ。
現役時代は、レアル・サンタ・クルス、クラブ・ホルヘ・ウィルステルマンなどのボリビアのクラブを渡り歩き、1999年に膝の怪我の影響もあり、クラブ・インデペンディエンテ・ペトロレロで引退した。
ビジェガス監督は現役時代に所属していたクルブ・アウロラやクラブ・オールウェイズ・レディなどの指揮官を歴任し、2024年7月からボリビアのA代表を指揮している。
就任後、最初の指揮となった2024年9月5日のベネズエラ代表とのW杯南米予選で4-0と快勝すると、3連勝を収め、好スタートを切った。
その後は6試合勝利なしと苦戦するも、9月10日のブラジル代表戦では、PKでの1点を守り切って、南米予選7位で大陸間POに臨むこととなった。
ブラジル代表のメンバーは大幅に変更されていたとはいえ、無失点で乗り越えたことは、ビジェガス監督の手腕が光ったと言えるだろう。
ただ、10月14日のロシア代表戦で0-3、14日の韓国代表戦では0-2と、現在は2試合連続のノーゴールで2連敗という状況だ。
ビジェガス監督は3-4-3を併用しながら、主に4-3-3のシステムを採用してきた。
直近の2試合で連敗しているとはいえ、ブラジル代表を0に抑えた守備力に日本代表も苦戦する可能性がある。
W杯本大会へ望みを繋げているチームだけに、モチベーションも高いだろう。
果たして、この試合はどのような結果になるのだろうか。
【関連記事】
サッカー日本代表、ボリビア戦のテレビ放送予定・キックオフ時間は?
サッカー日本代表、ボリビア戦の予想スタメン&フォーメーション
W杯はもう絶望…? サッカー日本代表に呼ばれなくなった5人
【了】
