サッカー日本代表を指揮する森保一監督は17日、キリンチャレンジカップ2025 ボリビア代表戦の前日会見に出席した。指揮官は、大切な人たちとの相次ぐ死別があったことを明かし、涙ながらに恩人たちへの感謝を口にした。
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前日会見で森保一監督が涙したわけ…
ボリビア戦でA代表の監督として、100試合目を迎える森保監督。現在の心境を問われると、メディアなどを含めた、サッカー関係者に「改めて感謝を申し上げたい」と謝意を示した。
そのうえで、17日に闘病の末に亡くなったサッカージャーナリスト六川亨さんについても言及。
「闘病の末にお亡くなりになったことを聞きました。亨さんが最後に言われた言葉は、『ガーナ戦に勝ってよかったな』と言ってくださったと聞いています」
「亨さんには、批判的なことも沢山いただきましたが、本当にサッカーファミリーとして、日本サッカーに大きく貢献していただき、本当に感謝の思いでいっぱいです。亨さんのご逝去を悼み、ご冥福をお祈りしたいなと思います」
また、今回の代表活動期間中に、長崎日本大学高校時代の恩師である下田規貴先生や同級生が亡くなったことも明かした指揮官は、「本当に多くの大切な方が亡くなって、悲しい思いをしてきたので、明日のボリビア戦も勝って、日本サッカーの発展とW杯優勝に向けての挑戦を楽しみに喜んでいただければ」と思いを口に。
「これからも天国におられる方々にサッカーを楽しんでいただけるように、ベストを尽くしていきたいと思います」と森保監督は力強く語った。
(取材:元川 悦子、文:編集部)
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