サッカー日本代表は18日、ホームでボリビア代表と国際親善試合で対戦する。14日にはガーナ代表に2-0で快勝した日本は、10月シリーズのブラジル代表戦に続いて2連勝。この勢いを持続させ、来年6月に開幕を控えるFIFAワールドカップ(W杯)に向けて少しでも多くの収穫を得たいところだ。ボリビア戦のスタメンを予想する。[1/6ページ]
——————————
GK:早川友基
生年月日:1999年3月3日(26歳)
所属クラブ:鹿島アントラーズ
2025リーグ戦成績:36試合30失点
日本代表通算成績:2試合無失点
未勝利に終わった9月のアメリカ合衆国遠征は収穫に乏しかったが、森保一監督がある種の“気付き”を得られたのは大きかったのではないか。
アメリカ代表に0-2で敗戦したあと、JFATVの『Team Cam』の映像の中で、同氏は「全部俺の責任」と認めた上で選手たちに次のように語った。
「チームをぐちゃぐちゃにしながら、さらに形を変えたりとかということも踏まえてみんながもっと力を出せるように選択してもよかったかなと思う」
直前のメキシコ代表戦から11人を総替えして臨んだアメリカ戦は、攻守に噛み合わない場面が散見され、ボール支配率とシュート本数の両方で相手チームの後塵を拝した。
そして、その後10月に行われたパラグアイ代表戦とブラジル代表戦では、スタメンの入れ替えが4人にとどまった。
11月シリーズもほぼ同じ状況が想定され、14日のガーナ代表戦の先発を中心に今回のボリビア代表戦に臨むだろう。
中でも、A代表2試合目にして安定感を見せた早川友基を変える理由がない。
先のガーナ戦ではピンチの場面が少なかったものの、危機的状況を未然に防ぐ飛び出しや、落ち着いたビルドアップの関与など、随所でクオリティを見せた。
ここは代表キャップ「3」を目指し、自身のキャリアを地道に前進させたいところだ。
