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「重きを置いてもいい」サッカー日本代表・菅原由勢、“攻撃”で存在感を示して生き残りへ「自分自身でもわかっています」

text by 編集部 photo by Noriko NAGANO

 サッカー日本代表は18日、国立競技場でキリンチャレンジカップ2025 ボリビア代表との一戦に挑む。年内最後のテストマッチを翌日に控えた中、菅原由勢(ブレーメン)が取材に応じ、攻撃面で存在感を発揮する決意を示した。

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菅原由勢は攻撃で存在感を

菅原由勢
【写真:Noriko NAGANO】


 先月の南米勢2連戦では、招集外となった菅原。

 それでも攻撃的な戦いを志向するブレーメンで、直近3試合で2アシストをマークするなど、攻撃面での良さを発揮し、代表復帰。14日のガーナ戦では、68分からピッチに立った。

 クラブでのSBとしてのプレーとは違い、代表ではWBのポジションが戦いの場となる菅原は「攻撃的にいかないといけないと思う。WBはSBよりかは、守備のことを考えなくてもいいっていう言い方は、悪いかもしれないですけど」と前置きしたうえで、「攻撃に重きを置いてもいいと思っているし、後ろの選手も『行っていいよ』って言ってくれている。結果に繋げられるように、(攻撃の部分)はやっていかないと」と語った。


 これまで、WBにはウイングのタイプの選手が起用されてきたため、俗に言う“サイドバックタイプ”の菅原は、森保一監督が3バックを採用し始めてからは、苦しい時間が続いている。

 そんな25歳は、攻撃の部分で存在感を示すことが、代表での生き残りには重要だと考えているという。

「今までWBで出てる選手は、とても攻撃的な選手だし、そのような選手と比較されるのは、自分自身でもわかっています。しっかり『自分もいるんだぞ』っていうのは、そういう面(攻撃)でも出していけたらなとは思います」

 WBのポジションで菅原が自身の良さを発揮できるのか注目だ。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

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【了】

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