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「その先を狙える本物の候補」サッカー日本代表の“W杯旋風”に期待!?ベトナム紙が主張「トップに近づいたが」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

 サッカー日本代表は開催国以外で最速のワールドカップ出場を決めた。それだけでなく、強豪ブラジルを破るなど、世界に衝撃を与え続けている。ベトナムメディア『ヴェトナム』は17日、アジアは発展期に入っているとの認識を示し、その中でも日本は世界の強豪と互角に戦えるチームだと主張した。
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サッカー日本代表に求められるのは、ワールドカップでの成果

日本代表
【写真:Getty Images】


 日本代表は過去のW杯で一度もベスト8の壁を超えたことはない。

 しかし、2018年の本大会ではベルギー代表を相手に2点リードするなど、あと一歩と思わせる激戦を演じたこともあった。


 それは偶然ではなく、2022年の本大会では、グループリーグで優勝候補のドイツ代表とスペイン代表を撃破しており、順調に成長していることを証明している。

 そして、10月14日に行われたキリンチャレンジカップ2025では、ブラジル代表を相手に逆転勝ちして、14度目の対戦で歴史的な初勝利を飾った。

 同メディアは「過去20年にわたり、日本はアジアでも最も体系的な発展モデルを築いてきた。

 だが本当に成果が爆発し、世界に響き渡るようになったのはここ数年だ。

 ウルグアイ、ドイツ、スペイン、ブラジルを次々と破ったことで、もはや日本は単なるアジアのチームという枠を超え、強豪国に対しても試合のテンポを支配できる存在となった」とし、

 「日本は2026年W杯の世界最速出場国となり、アジアとの差は大きく広がっている。

 それ以上に重要なのは、日本がW杯でグループ突破を狙うチームではなく、準々決勝、さらにはその先を狙える本物の候補として、世界に認識され始めていることだ」と伝え、日本は無視できない存在だと強調している。

 アジアで躍進を遂げているのは、日本だけではない。

 U-17W杯においては、日本、北朝鮮、ウズベキスタンの3チームがベスト16に進出する快挙を達成した。

 同メディアは、アジアの国々が南米・欧州との差を縮めた背景として「欧州式の育成システムの標準化、欧州でプレーする選手の増加、守って耐えるから主導権を握って戦う戦術へと変わった思想、世界の強豪との対戦機会が増えた」という4つの要素があると説明している。

 その一方で「では、アジアは世界トップに近づいたのか?

 答えは、非常に近いだが、W杯で決定的な成果を出すまでは真の実力証明にはならない」と指摘。

 続けて「最大の課題は結果で、最も期待されるのは日本」と述べ、日本が“W杯旋風”を巻き起こすことに期待感を示している。

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【了】

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