FIFAU-17ワールドカップカタール2025・ラウンド16、U-17北朝鮮代表対U-17サッカー日本代表の試合が18日に行われ、PK戦の末に日本が勝利した。韓国メディア『SPOTVNEWS』は19日に、試合前に日本の選手に対して“暴力的な”グータッチをした北朝鮮代表チームの過去の暴力行為に再注目している。
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過去の暴力行為に注目
【写真:Getty Images】
韓国でも大きな話題になっているのは、北朝鮮と日本の選手が試合前に挨拶を交わしていたシーンだ。
通常であれば軽いハイタッチや握手などで挨拶を行うものの、北朝鮮の選手たちは日本の選手たちが手を差し出した際に、激しく拳を叩きつけるなど暴力的な“グーパンチ”を行った。
同メディアは、「ハイタッチの代わりにパンチで挑発するもPK戦の末に敗れた」と前置きし、北朝鮮の選手の行為について次のように述べている。
「試合前に挨拶を行う際には、握手や軽いハイタッチなどでフェアプレイ精神を共有するものだ。
日本の選手たちはいつものように健闘を祈りながら挨拶を交わしたが、北朝鮮の行動は衝撃的だった。表情を一切変えることなく相手の手の甲を拳で叩いたのだ。
それも一人や二人の挑発行為ではなく、北朝鮮の選手全員が拳を握って殴るように挨拶した」
また、「北朝鮮の日本への敵対的な行動は今回が初めてではない。2023年に行われた杭州アジア大会の準々決勝でも、北朝鮮は試合を通して興奮した姿を見せていた。
北朝鮮のキム・ユソンは、負傷者の治療を行うためにピッチに入っていた日本のスタッフに水を求めた。ボトルを受け取ると、左手を上げて殴ろうとするジェスチャーを取っていた」と、過去にもあった北朝鮮の選手による暴力的な行為に関する事件を振り返っている。