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いま世界で最も高いのは? 代表チーム最新市場価値ランキング6~10位。意外な国もランクイン!?

シリーズ:代表チーム市場価値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 来年に迫るFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会への出場国も続々と決まり、世界中で話題になっている。各代表チームの現状は、どの国にとっても気になるものだろう。では、いま世界で最も市場価値が高いのはどこなのか。『transfermarkt』が算出したデータを基に、ランキング形式で紹介する。※メンバーは最新のもの[1/5ページ]

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10位:スウェーデン代表


【写真:Getty Images】

総市場価値:5億1768万ユーロ(約880億560万円)
最新FIFAランキング:43位
最も市場価値の高い選手:アレクサンデル・イサク

 代表別市場価値ランキング10位は、意外にもスウェーデン代表となった。同代表の総市場価値は5億1768万ユーロ(約880億560万円)となっている。

 スウェーデン代表の市場価値がここまで膨れ上がった要因には、超強力なアタッカー陣を抱えていることが挙げられる。

 市場価値トップのアレクサンデル・イサク(1億4000万ユーロ/約238億円)をはじめ、ポルトガルリーグを蹂躙し、今季アーセナルへ加入したヴィクトル・ヨケレスは7000万ユーロ(約119億円)と、世界でも指折りの2トップを抱えている。

 中盤を見わたしても、フランクフルトの心臓であるウーゴ・ラーション、トッテナム・ホットスパー期待の19歳ルーカス・ベリヴァル、ブライトンでスタメンを確保しているヤシン・アヤリと粒ぞろいだ。

 どの選手も、ワールドクラスに化ける素質を持っているといえる。

 だからこそ、今回のFIFAワールドカップ(W杯)欧州予選でスウェーデンがグループ最下位に沈んだことに、驚いたサッカーファンは多かったのではないだろうか。

 しかし、同代表は前回のネーションズリーグで好成績を残したことにより、プレーオフへと進出することが可能に。ここを勝ち上がれば、2018年ロシア大会以来となるW杯出場が現実となる。

 スウェーデン代表がここまで苦戦してしまった原因として、DF陣の脆弱さは否めないだろう。

 アタランタに所属するイサク・ヒエン(3000万ユーロ/約51億円)以外に、高い市場価値を残す選手がいない。

 こうした選手層の薄さも響き、手づまりな状態に陥った際、為す術なく敗れるケースが目立った。

 また、今年5月以降、負傷離脱が続くデヤン・クルゼフスキを欠いたことも、欧州予選で苦戦した理由と言えるだろう。

 ただ、同選手は近々復帰する見込みであり、プレーオフで完全体のスウェーデン代表を見ることが出来そうだ。

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