ドイツ・ブンデスリーガは12日、10月の月間最優秀ゴール賞を発表した。バイエルン・ミュンヘンに所属する17歳のMFレナート・カールが同賞を初受賞している。ブンデスリーガのYouTube公式チャンネルでは、カールが決めたゴールと、元オランダ代表アリエン・ロッベン氏がバイエルン在籍時に決めたゴールが非常に似ていると注目し、比較した動画を公開している。
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レジェンドと比較
【写真:Getty Images】
10月25日に行われたボルシアMG対バイエルンの試合で、カールが決めたゴールが、ブンデスリーガの10月の月間最優秀ゴール賞を受賞した。
バイエルンが2点リードした展開で迎えた81分、途中出場したカールがGKも反応できなかった強烈な一撃でダメ押しとなる3点目を記録する。
ペナルティエリア手前やや右の位置でパスを受けたカールは、ドリブルで中央に切り込むと勢いよく左足を振り抜いた。
カールの放ったシュートは、弧を描きながらゴール右上隅に突き刺さっている。
同チャンネルでは、「バイエルンのヤングスターとレジェンド。同じ、同じ、しかし違うゴールだ!」と前置きし、現役時代にバイエルンで活躍したロッベン氏のゴールを比較する動画を投稿した。
ロッベン氏もペナルティエリア手前やや右の位置でボールを受けると、左足でカーブをかけたシュートをゴール右隅に叩き込んでいる。これは、現役時代にロッベン氏が得意としていたゴールの形の一つだ。
月間最優秀ゴール賞を受賞したカールはまだ17歳であり、今後のバイエルンでの活躍に注目だ。