カタールで開催中のU-17ワールドカップ(W杯)の準決勝が現地時間24日に行われ、U-17オーストリア代表がU-17イタリア代表を2-0で下し、決勝進出を決めた。この試合では、MFヨハネス・モーザーが2ゴールを記録。中でも、後半アディショナルタイムに決めた直接FK弾は圧巻だった。
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ヨハネス・モーザーが2ゴール
準々決勝の日本戦で決勝点を奪ったモーザーは、イタリア戦でも躍動した。
57分にスルーパスから抜け出して、先制点をマークした背番号「19」は、後半アディショナルタイム3分にも、圧巻のゴールを叩き込む。
ゴール正面やや左の位置でFKを獲得したオーストリア。
キッカーを務めたモーザーは、迷いなく得意の右足を振り抜くと、美しい放物線を描いたシュートは、ゴール左隅に吸い込まれた。
コース、スピード、軌道、文句なしの芸術的な直接FKだった。
このゴールで追加点を奪ったオーストリアは、決勝進出。
世界一の座をかけて、ファイナルではポルトガルと対戦する。
なお、この試合で2ゴールを挙げたモーザーは、ここまでの7試合で8ゴールを記録し、得点ランキングのトップに立っている。
