イングランド・プレミアリーグ第12節、リーズ・ユナイテッド対アストン・ヴィラの試合が23日に行われ、リーズは1-2で敗れた。英メディア『LEEDS UNITED NEWS』は同日に、この試合に途中出場したサッカー日本代表MF田中碧が、まさかの途中交代となった理由を伝えている。
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まさかの途中出場→途中交代
【写真:Getty Images】
アストン・ヴィラをホームに迎えた一戦で、日本代表での活動を終えてリーズに帰還した田中はベンチスタートとなった。
8分、FWルーカス・ヌメチャのゴールでリーズが先制に成功する。
しかし、48分、75分とFWモーガン・ロジャーズにゴールを決められて、逆転負けを喫した。
なお、23分に途中出場を果たした田中は、71分にFWドミニク・キャルバート=ルーウィンとの交代を命じられてピッチを去っている。
同メディアは、「田中を交代させたくはなかった。しかし、第4審判は、彼が再びタックルをした場合にレッドカードを受けるリスクがあると指摘した」と、リーズを率いるダニエル・ファルケ監督が、試合後に田中の交代理由について言及していたと報じている。
英メディア『The Leeds Press』は同日に、「ファルケ監督は、リーズのスターである田中碧の自信を粉々にした」と前置きし、「交代は彼に衝撃を与えた。指揮官は選手を失うリスクを負っている」と、ファルケ監督の決断を批判している。
そして、「昨季の田中は最高のMFであり、プレミアリーグに参戦する準備ができている選手の一人のように見えた。しかし、トップリーグでの状況は昨季と全く違うものとなっている。ポジションを失い、交代出場の後に交代を命じられたことで、彼ははかつて持っていた自信をすべて失ってしまうかもしれない」と述べつつ、田中がリーズを去る決断を下す可能性もあると指摘した。