2026年に開催されるワールドカップの組み合わせ抽選会は現地時間12月5日に行われる予定だ。どの対戦国と当たっても厳しい戦いになることは予想されるが、特に避けるべき相手を中国紙『新浪』が26日に報じている。
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サッカー日本代表、抽選会ではくじ運が重要に
日本は11月に発表された最新のFIFAランキングで18位となり、史上初のポット2入りを果たした。
その結果、クロアチア、モロッコ、コロンビア、ウルグアイといった難敵との対戦は避けることができたが、ポット3のノルウェー、エジプトなどと同組になる可能性が浮上している。
同メディアはタイトルに「日本がポット2入りを確定したため、“死の組”と“天国の組”という2つのシナリオが浮かび上がった」とつけ、
「今回のポット分けを踏まえると、日本にとって理想的な“天国の組”は、カナダ、南アフリカ、ニュージーランドが同組になるケース。
一方でスペインかアルゼンチン、ノルウェー、カーボベルデかイタリアという組み合わせも想定される。
ポット4にはFIFAランキング12位の強豪イタリアが入ってくる可能性もあり、そうなれば日本のグループは“死の組”になる恐れもある」との見解を示した。
スペインとは2022年のW杯で対戦し、日本が白星を飾って世界を驚かせたことがある。
しかし、日本の強さを知ったチームであるだけに、二度目の対戦となれば、同じ手は通用しないかもしれない。
続いてFIFAランキング2位のアルゼンチンとは、これまで7度対戦し1勝6敗の成績で、非常に苦手とする相手だ。
リオネル・メッシらスター選手を擁し、2022年のワールドカップ決勝ではフランスと激戦を繰り広げ、PK戦の末に勝利を収めて36年ぶり3度目の優勝を果たしている。
アーリング・ハーランドという絶対的ストライカー率いるノルウェーは、欧州予選で全勝し、圧倒的な強さで本大会出場を決めた。
過去に1度だけ対戦経験はあるが、日本は2002年5月の国際親善試合で0-3の敗戦を喫している。
カーボベルデは初のW杯出場を決めた未知数の国だが、強豪カメルーンを抑えての快挙は驚きに値する。
そして、イタリアはW杯行きの切符をまだ手にしていないものの、欧州プレーオフで勝ち上がると予想される強豪国だ。
なお、同じ連盟の国と同組になることはないが、欧州に限っては、1チーム含まれる組と2チーム入る組が存在することになる。
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