FIFA(国際サッカー連盟)は25日、12月5日に開催されるFIFAワールドカップ26の組み合わせ抽選会を前に、ポット分けが確定したことを発表した。スペインメディア『LiveFootballTickets』は24日に、“ポット2”入りした国の現時点でのランク付けを行っている。
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“ポット2”の国をスペインメディアがランク付け
【写真:田中伸弥】
北中米W杯の組み合わせ抽選では、最新のFIFAランキングでポット分けが決まる。開催国のメキシコ代表、カナダ代表、アメリカ合衆国代表はポット1が確定しており、それ以外はFIFAランキングの順位でポットが決まるという形だ。
11月のFIFAランキングで18位だったサッカー日本代表はポット2入りが確定している。
同メディアは、「持ち前の粘り強さと高い技術力を発揮し、欧州予選を軽々と突破した」と前置きし、MFルカ・モドリッチやMFマテオ・コヴァチッチなどを中心に国際大会でも結果を残しているクロアチア代表が、ポット2の中でもトップに立っていると評価した。
そして、2位にランクインしたのは、前回大会では準決勝まで勝ち進んだモロッコ代表だ。2024年のアフリカネイションズカップ王者について、「組織力と運動能力に優れ、チーム全体に真のワールドクラスの才能が集結している」と、称賛の言葉を送っている。
3位には、コパ・アメリカ2024の決勝戦で惜しくもアルゼンチン代表に敗れたコロンビア代表の名前をあげた。
サッカー日本代表は4位にランクインしており、「予選は素晴らしい戦いぶりだった。戦術の成熟度、技術力の高さ、そして試合を通しての一貫性を示した。今大会でアジア最強の国であり、過去20年間で世界サッカーにおける地位を着実に向上させている」と、W杯本大会出場を決めるまでの道のりを高く評価している。
そして、「再びベスト16に進出するはずだ。それ以下では残念な結果となるだろう。準々決勝進出は現実的な目標である。アジア勢にとって、大会を勝ち抜いて上位進出を果たす最大の希望だ」と、初となるベスト8進出を成し遂げる可能性は高いと指摘した。