なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)は29日15時30分キックオフで、MS&ADカップ2025(国際親善試合)のカナダ女子代表戦を迎える。ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL)のポートランド・ソーンズに所属するカナダ女子代表の27歳MFジェシー・フレミングは警戒すべき危険人物だ。
——————————
なでしこジャパンが警戒すべき選手は?
フレミングは2024年1月にイングランド・ウィメンズ・スーパーリーグ(WSL)のチェルシーFCウィメンからポートランドへ移籍。
今季はNWSLで27試合に出場し、2ゴール5アシストをマークしている。
2013年からカナダのA代表に選出されているフレミングは、2016年のリオ五輪で銅メダル、続く東京五輪では金メダル獲得に貢献した。
そんなフレミングは3日に行われた今季のNWSL第26節(レギュラーシーズンの最終節)で得点を奪った。
1点リードで迎えた35分、こぼれ球を拾ったフレミングは、相手に掴まれながらも、右足のシュートでゴールを決めた。
フィジカルの強さを見せ、最後はトゥキックで仕留めている。
抜群のテクニックを誇るカナダ女子代表MFは、決定的なパスでチャンスを創出できる技巧派MF。
シュートのバリエーションも豊富で、自らもゴールを奪える選手だ。
フレミングは主にトップ下やインサイドハーフでプレーし、右サイドハーフでも起用される。
なでしこジャパンは、この27歳MFに警戒し、カナダ女子代表の攻撃陣を抑えたいところだ。
