フランス・リーグアン第14節、ASモナコ対パリ・サンジェルマン(PSG)の試合が現地時間29日に行われ、モナコが1-0で勝利した。この試合では、モナコに所属するサッカー日本代表MF南野拓実が王者を撃破する決勝ゴールを決めて、チームを勝利に導いている。
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ASモナコ南野拓実のゴールが完璧
【写真:Getty Images】
リーグ戦で3連敗となかなか勝利できずにいたモナコが、ホームに王者PSGを迎えた一戦。
モナコを率いるセバスチャン・ポコニョーリ監督は、DFカイオ・エンリケ、MFラミン・カマラ、FWフォラリン・バログン、そして南野らを先発に起用した。
前半は、両チームともにチャンスは作ったものの、ゴールを決めきることができない展開が続く。すると、40分にコーナーキックの流れからモナコがネットを揺らしたものの、これはオフサイドと判定されてゴールは取り消されてしまう。
0-0のまま迎えた68分、南野がスコアを動かした。
後方から左サイドへとロングボールで大きく展開したモナコは、MFアレクサンドル・ゴロビンがPSG陣内深い位置でボールを収めることに成功する。
ゴロビンは、ゴール前の様子を伺いながらクロスを送ると、後方から走り込んできた南野がワントラップして豪快に左足を振り抜いた。
日本代表MFの放ったシュートは、ゴール左下隅へと吸い込まれて、モナコが先制に成功する。
絶妙なコースに放たれた南野のシュートは、PSGの守護神GKリュカ・シュヴァリエも一歩も動くことができずに見送っていた。
その後、80分にモナコはMFティロ・ケーラーが決定機阻止で一発退場となってしまう。
一人少ない状況に陥ったホームチームだったが、PSGの反撃を抑えきり、1-0で勝利している。