オランダ・エールディヴィジ第14節、テルスター対フェイエノールトの試合が現地時間11月30日に行われ、フェイエノールトが2-1で勝利した。この試合では、フェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世が今季14ゴール目を決めて、チームの勝利に貢献している。
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フェイエノールトFW上田綺世のゴールが完璧

【写真：Getty Images】

　ミッドウィークに行われたUEFAヨーロッパリーグの試合では、セルティック（スコットランド）に敗れたことで公式戦4連敗を喫したフェイエノールト。

　勝ち星が遠ざかっている中で迎えた敵地での一戦で、ロビン・ファン・ペルシ監督は、DF渡辺剛、MFクインテン・ティンバー、FWアニス・ハジ・ムーサ、上田らを先発に起用した。

　25分、フェイエノールトがスコアを動かす。

　右サイドでハジ・ムーサがボールを持つと、中央にいた上田は相手DFの背後から一気に加速。スピードに乗って前に出ると、ハジ・ムーサが上田の動きに合わせてクロスを送った。

　うまく収めることに成功した上田は、素早く右足を振り抜く。ボールは相手DFに当たったものの、ゴールに吸い込まれた。

　エールディヴィジ公式サイトではオウンゴールと判定していたものの、試合後に上田のゴールへと変更された。

　その後、63分に追加点を記録したフェイエノールト。89分に1点を返されてしまったが、2-1で勝利している。

　なお、この試合で得点を決めた上田は、開幕から14試合で14得点を記録。

　エールディヴィジの得点ランキングでは、2位のPSVに所属するFWフース・ティルと3ゴール差をつけて、首位に立っている。