NECナイメヘンでプレーする小川航基と佐野航大が、クラブ専門メディア『ForzaNEC』から高評価を得た。同メディアは、11月30日に行われたエールディヴィジ第14節のスパルタ・ロッテルダム戦で30分以上プレーしたNECの選手を採点。12月1日に掲載している。
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小川航基&佐野航大がチームを牽引
小川と佐野がスタメン入りしたNECが、三戸舜介が先発メンバーに名を連ねたスパルタ・ロッテルダムをホームに迎えた。
10分、ボックス内中央でサミ・ウィッサが佐野からのパスを受けると、ヒールで落とす。
これを小川がダイレクトでゴール左隅に流し込み、NECに先制点をもたらした。
リーグ戦5点目を挙げた日本代表ストライカーは、前半アディショナルタイム6分にはPKを沈めて、今季6点目をマーク。
小川の2ゴールで前半を2点リードで折り返したホームチームは、50分にサミ・ウィッサがダメ押し弾を奪うと、65分には1点を失ったものの、3-1で快勝。
リーグ戦3連勝を飾ったNECは、4位から3位に浮上した。
なお、ベンチスタートとなった塩貝健人は、69分から小川に代わってピッチに立った。
『ForzaNEC』は、フル出場で勝利に貢献した佐野にチームで2番目に高い「7.5点」をつけ、「彼の存在感はやや控えめだったかもしれないが、それでもこの若き日本人は堂々たるパフォーマンスを披露した。
先制点につながる“プレアシスト”で重要な役割を果たし、あとはデ・ホッフェルト(NECの本拠地)でいつも通り、非常に質の高いプレーを見せてくれた」と高く評価した。
また、2ゴールを挙げた小川には「7点」を与えた。
寸評では「日本人ストライカーが2ゴールを挙げたが、本人は冷静そのものだった。1点目は押し込むだけの形を確実に決め、2点目もPKをきっちり沈めた。
それ以外ではあまり試合に関与する場面は多くなかったものの、総じて見れば十分に良いパフォーマンスだった」と記した。
NECの次節は7日、敵地でフォレンダムと対戦する。
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