2026年に開催されるワールドカップの組み合わせ抽選会は現地時間12月5日に行われる予定だ。それに先駆けて、様々な海外メディアが“死の組”などを予想している。開催国カナダにとって、戦力的な面ではなく、ホームアドバンテージを失うとの懸念から、日本か韓国と同組になることを警戒しているようだ。米メディア『ジ・アスレチック』の情報をもとに、韓国メディア『マネートゥデイ』が1日に報じている。
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サッカー日本代表のサポーター、カナダに集結か
来年開催されるW杯はメキシコ、カナダ、米国による三カ国共催となっており、各国を行き来しながら試合を行うことになる。
カナダは開催国として自動的にポット1に振り分けられ、組み合わせ抽選会では、すでにグループBの1に入ることが決まっていた。
グループステージをトロントやバンクーバーで戦えることは、カナダにとって有利に働くだろう。
しかし、日本か韓国と同組になれば、そうとは言い切れない状況になるかもしれない。
確かにFIFAランキングから見れば、18位日本、22位韓国に対し、カナダは27位で下回る。
だが、戦力差ではなく、別の要因がカナダの懸念材料になるようだ。
同メディアは「W杯において、カナダ代表のホームサポーターの方が、相手チームのファンより少なくなる可能性もある。
特にカナダ代表が真の危機に陥るのは、日本または韓国と対戦する場合だ。
バンクーバーで少しでも過ごしたことがある人なら、現地の日本、韓国コミュニティがいかに巨大か分かるはず。
両国のサポーターは情熱的で、W杯では大量動員される可能性が高い。
バンクーバーで日本か韓国と対戦するなら、グループステージ屈指の盛り上がりにはなるだろう。
その一方で、開催国カナダにとってはホームアドバンテージどころか不利に働く恐れがある」と懸念している。
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