ゴールを決めたトッテナムDFクリスティアン・ロメロ【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグ第14節、ニューカッスル・ユナイテッド対トッテナムの試合が現地時間2日に行われ、2-2の引き分けに終わった。この試合では、トッテナムに所属するサッカーアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロが、試合終了間際のオーバーヘッド弾で同点として、チームに貴重な勝ち点「1」をもたらしている。
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トッテナムDFロメロの劇的オーバーヘッド弾で勝ち点を手にする
直近の公式戦7試合で、1勝1分5敗と苦しんでいるトッテナムが、ニューカッスルのホームに乗り込んだ一戦。
トッテナムを率いるトーマス・フランク監督は、DFペドロ・ポロ、MFロドリゴ・ベンタンクール、FWランダル・コロ・ムアニらを先発に起用した。
前半は、両チームともにチャンスは作ったものの、ゴールを奪うことができずに試合を折り返している。
迎えた71分、途中出場のMFブルーノ・ギマランイスに先制ゴールを決められてしまう。
それでも、78分にロメロのダイビングヘッドで1-1としたトッテナムだったが、86分にPKを与えてしまった。
FWアンソニー・ゴードンがこれを冷静に沈めて、トッテナムが再び追いかける展開となる。
そのまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、ロメロがチームを救う一撃を突き刺した。
コーナーキックのチャンスを得たトッテナムは、FWマティス・テルがゴール前にクロスを送ったものの、これはGKアーロン・ラムズデールに弾かれてしまう。
高く舞い上がったボールに対してロメロがオーバーヘッドで合わせると、ボールはニューカッスルDF陣の間をすり抜けてネットを揺らした。
キャプテンの得点で何とか2-2としたトッテナムは、アウェイで貴重な勝ち点「1」を手にしている。