RCDマジョルカは現地時間2日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)2回戦でヌマンシア(4部)と敵地で対戦。3-2で勝ち切り、次のラウンド進出を決めた。この試合では、浅野拓磨が躍動。先制点をアシストしたことに加え、チームの3点目となるPKも獲得し、勝利に貢献した。
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浅野拓磨が躍動
最前線の位置でスタメン入りした浅野が、先制点を演出する。
8分、敵陣中央でボールを持った31歳のアタッカーは、ドリブルから絶妙なスルーパス。
このパスに抜け出したハビ・ジャブレスが、豪快にゴール左上に突き刺し、マジョルカが先手を奪った。
浅野のスピードを殺さない絶妙なパスから生まれた得点だった。
さらに、背番号11は、2-1でマジョルカがリードして迎えた64分にも魅せる。
相手DFがロングボールの処理を誤ったところを見逃さずにボールを掻っ攫った浅野が、ボックス内に侵入すると、後ろからDFに倒されて、PKを獲得。
これをアブドン・プラツが冷静に沈めて、マジョルカがリードを広げた。
75分に1点を失ったものの、ハゴバ・アラサテ監督率いるチームはこのまま逃げ切りに成功。
カテゴリーが下の相手に苦しんだマジョルカだったが、3回戦進出を決めた。
66分間の出場でキレのある動きをみせた浅野は、FIFAワールドカップ26が半年後に迫った中、コンディションを上げてきた。
