プレミアリーグ第14節、リバプール対サンダーランドの試合が現地時間3日に行われ、試合は1-1の引き分けに終わっている。引き続きリバプールの日本代表MF遠藤航はベンチ止まりだったが、エジプト代表FWモハメド・サラーも2戦連続で先発しなかったことで、英メディア『スカイスポーツ』で解説者を務めるジェイミー・キャラガー氏が3日、異変を感じ取った様子を見せている。
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モハメド・サラーが2戦連続でベンチスタート
リバプールを率いるアルネ・スロット監督は、アレクサンデル・イサク、コーディ・ガクポ、ドミニク・ソボスライなどを先発起用。
今季公式戦18試合で5得点3アシストを記録しているサラーは、前節に続いて再びベンチスタートになった。
サンダーランドは昨季英2部(チャンピオンシップ)で戦い、プレーオフ決勝を勝ち上がってプレミアリーグ昇格を果たしたチームだが、現在6位につけるほど好調なスタートを切っている。
対するリバプールは先週のウェストハム・ユナイテッド戦で勝利を飾ったとは言え、それまで直近リーグ戦7試合で6敗を喫するほど低迷していたチームだ。
そんな状況の中で過密日程に突入しているが、スロット監督は前節からケルケズ・ミロシュをアンドリュー・ロバートソンに代えただけにとどまっている。
試合前、リバプールの先発メンバーを見たキャラガー氏は「これは大きなニュースだと思う。
10日間で4試合あるから、どの試合でサラーを起用するかスロットは慎重に考えなければならない。
サンダーランドは引いて守ってくるし、難しい試合になるだろうから、サラーが出ると思っていた。
ベンチにいるというのは、休養とかローテーションという感じではなくて、外されたってことだろう」との見解を示している。
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