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「噛み合えば太刀打ちできない」サッカー日本代表、W杯躍進の鍵は組織力!?米紙が分析「創造性と効率が武器」【海外の反応】

text by 編集部 photo by 田中伸弥

ボリビア代表戦のサッカー日本代表
サッカー日本代表【写真:田中伸弥】



 2026年に開催されるワールドカップの組み合わせ抽選会は現地時間12月5日に行われる予定だ。それに先駆けて、米メディア『ESPN』が3日、すでに本大会出場が決まっている42カ国を分析。日本代表については、組織力が武器のチームという認識を示している。
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サッカー日本代表、噛み合った時は誰にも止められない?

 日本はアジア最終予選(3次予選)でグループCに入り、7勝2分1敗の勝ち点23という圧倒的な成績で首位通過を決めた。

 メキシコ、カナダ、米国の開催国以外では、世界最速の本大会出場を決めたチームである。

 過去には2022年のW杯でドイツ、スペイン、先日の国際親善試合ではブラジルを撃破し、何度も世界を驚かせてきた。

 久保建英、三笘薫、遠藤航といった欧州組を中心にメンバーが組まれており、高い強度の環境でプレーした選手たちが集められている。

 11月に発表されたFIFAランキングでは18位となり、ポット2の一角として組み合わせ抽選会に臨む予定だ。



 日本の印象について、同メディアは「一言で言えば、構造による創造性と効率が武器のチームだ。

 日本は予選を51得点で駆け抜け、188回のチャンス創出と149本のキーパスを記録した。

 これは、いかに賢くボールを動かしているかを示している。

 森保一監督の柔軟なコンセプトは、高い位置からのプレッシングと、ファイナルサードでの鋭いポジションローテーションを基盤としており、常にライン間にフリーの選手を生み出している。

 日本はコーナーキックからも強みを見せており、予選では6得点を挙げている。

 3バックが攻撃的になることで、ウイングバックが高い位置を取った際に背後のスペースができることもあり、中盤のダブルボランチには大きな負担がかかる。

 しかし、噛み合った時の日本は、地域のライバルが太刀打ちできないほどのペースでチャンスを生み出す」と伝えている。

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【了】

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