ジェフユナイテッド千葉は7日、明治安田J1昇格プレーオフ2025 準決勝でRB大宮アルディージャとホームで対戦。4-3の大逆転勝利を収め、J1昇格に王手をかけた。この試合では、3点ビハインドの状況で、カルリーニョス・ジュニオがチームに勇気を与える一撃を突き刺した。その得点は、圧巻だった。
——————————
大きかったカルリーニョス・ジュニオの一撃
今季のJ2リーグで3位となった千葉が、本拠地「フクダ電子アリーナ」に大宮を迎えた大一番。
ホームチームは前半に2点を失うと、後半立ち上がりにもゴールを許し、3点を追う苦しい状況に。
しかし、千葉は31歳のブラジル人FWのゴールで息を吹き返す。
71分、ボックス手前中央でパスを受けたエドゥアルドが、ダイレクトで柔らかいボールをゴール前に供給。
これをカルリーニョス・ジュニオが、ダイレクトで右足ボレー。強烈なシュートは、ゴール右隅に突き刺さり、反撃の狼煙を上げるゴールを奪ってみせた。
うまく体を倒しながら合わせた、技ありのスーパーボレー弾だった。
このゴールで勢いに乗った千葉は、77分にエドゥアルドが強烈なシュートを叩き込むと、83分には17歳の姫野誠が値千金の同点弾をマーク。
さらにさらに86分には、河野貴志がヘディング弾を叩き込んで、ホームチームは逆転に成功。
3点差をひっくり返した千葉が4-3で大宮を下し、徳島ヴォルティスとのJ1昇格プレーオフ決勝に駒を進めた。
