NECナイメヘン塩貝健人【写真:Getty Images】
オランダ・エールディヴィジ第15節、FCフォレンダム対NECナイメヘンの試合が現地時間7日に行われ、NECが3-2で勝利した。この試合では、NECに所属するFW塩貝健人が後半終了間際にゴールを決めて、チームを勝利に導いている。
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NECナイメヘン塩貝健人のゴールが完璧
前節、スパルタ・ロッテルダムを3-1で撃破し、14試合を終えた時点で4位のNECが敵地に乗り込んだ一戦。
NECに所属するサッカー日本代表MF佐野航大と小川航基はスタメンに名を連ねた。なお、塩貝はベンチスタートとなり、65分に小川と交代でピッチに立っている。
43分に失点してしまったNECだったが、46分にMFダルコ・ネヤシュミッチが同点ゴールを決める。
その後、74分にNECのFWバサル・オナルが逆転弾を突き刺すも、90分にセットプレーから失点してしまった。
同点のまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム、日本人コンビがチームに勝ち点「3」をもたらす。
ピッチ中央付近でこぼれ球を回収した佐野は、絶妙なファーストタッチで寄せてきた相手の選手をかわし、前を向くことに成功した。
佐野は、前線の状況を確認すると、相手最終ラインの裏を狙っていた塩貝へとスルーパスを送る。
最後は、うまく抜け出した塩貝が冷静に右足で流し込み、ネットを揺らした。
そのまま試合は終了し、NECがフォレンダムを3-2で下している。