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「オランダ代表に名刺を渡した」日本代表FW上田綺世のゴールを「ベンチに飾りたいほどだ」と蘭紙が絶賛。W杯GS同組で早くも警戒

text by 編集部 photo by Getty Images
フェイエノールトFW上田綺世フェイエノールトFW上田綺世【写真:Getty Images】



 オランダ・エールディヴィジ第15節、フェイエノールト対PECズヴォレの試合が現地時間6日に行われ、フェイエノールトが6-1で勝利した。オランダメディア『De Telegraaf』は同日に、この試合で4ゴールを記録したフェイエノールトに所属するサッカー日本代表FW上田綺世を絶賛している。
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日本代表FW上田綺世のゴールを「ベンチに飾りたいほどだ」と蘭紙が絶賛

 フェイエノールトに所属する日本代表DF渡辺剛、上田が揃って先発出場した一戦。

 11分、味方のクロスに頭で合わせた上田のゴールで、フェイエノールトが先制に成功する。

 すると、上田は20分、42分と立て続けに得点を記録し、前半だけでハットトリックを達成した。

 さらに、55分にもゴールを決めて、6-1の圧勝劇の立役者となっている。

 同メディアが絶賛したのは、上田の3点目だ。

 左サイドでボールを持ったDFハイス・スマルがゴール前にクロスを送ると、上田は、やや距離のある位置からヘディングで左隅の絶妙なコースに流し込み、ネットを揺らした。



 記事では、「驚異的なゴールだった」と前置きし、次のように述べている。

「(元フェイエノールトの)ピーター・ハウトマン氏が解説者でなかったのは幸いだった。

そうでなければ、フェイエノールト史上最高のヘディングシュートを決めた一人として、彼はマイクを握りしめて上田を応援していただろう。

ゴール隅にヘディングを突き刺したこのシーンは、その瞬間が写真に収められていれば、何年もベンチの上に額装して飾っておきたいほどの素晴らしいものだった」

 また、W杯で日本代表とオランダ代表が同組になったことにも触れており、「上田綺世の活躍は、オランダがW杯で直面するものを示した。

上田は、抽選会からわずか24時間後に、オランダ代表チーム全員に名刺を渡したのだ」と、日本代表ストライカーの活躍を称賛しつつ、警戒心を示している。

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