エヴァートンは7日、イングランド・ウィメンズ・スーパーリーグ(WSL)第10節でチェルシーFCウィメンと対戦し、1-0の勝利を収めた。エヴァートンに所属するMF林穂之香が決勝ゴールを決めて、リーグ6連覇中の女王チェルシーに1年7カ月ぶりのWSLでの黒星をつけた。
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林穂之香が値千金の決勝ゴール
アウェイのエヴァートンでは、林、籾木結花、北川ひかる、石川璃音の日本人4選手が先発し、チェルシーでは浜野まいかがスタメン出場となり、日本人対決が実現した。
予想通り序盤からチェルシーがボールを支配する展開が続く中、12分にエヴァートンが先制に成功する。
自陣から籾木がスルーパスを供給し、カウンターを発動。
これを右サイドで受けたトニー・ペインが中央へ折り返すと、ケリー・ガゴがニアへ相手DFを釣り出し、ファーサイドへ走り込んだ林が押し込んだ。
カウンターから長い距離を走り、最後はオーストラリア女子代表DFエリー・カーペンターの前に入って得点を奪っている。
その後、チェルシーの猛攻に耐えたエヴァートンが林の1点を守り切り、開幕戦のリヴァプールFCウィメン戦以来の白星を手にした。
WSLで34試合無敗だったチェルシーは、2024年5月1日のリヴァプール戦以来、585日ぶりのリーグ戦での黒星となった。
なお、籾木は67分に交代し、北川は足を攣って84分までプレー。
林と右サイドバック起用の石川はフル出場となっている。
浜野は75分までプレーした。
