Jリーグは8日、11・12月度の「2025明治安田Jリーグ 月間ベストセーブ賞」を発表した。J2リーグでは、 V・ファーレン長崎GK後藤雅明が初受賞した。対象となったプレーは、第38節の徳島ヴォルティス戦でのセーブ。まさに昇格に導いた圧巻のスーパープレーだった。
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後藤雅明の顔面ブロックが選出
最終節を首位で迎えた長崎は、41分に失点。それでも68分に翁長聖のゴールで追いついて終盤を迎える。
このまま試合が終了すれば、J2優勝は逃すものの、昇格が決定するアウェイチームは、後半アディショナルタイム6分にピンチを迎える。
ローレンス・デイビッドに右サイドを突破された長崎は、ゴール前に折り返されると、ゴール前でフリーになっていたトニー・アンデルソンにシュートを許す。
失点して負ければJ1自動昇格を逃すことになる中、そこでチームを救ったのが後藤だった。
守護神は絶妙なタイミングで間合いを詰めると、強烈シュートを顔面でブロック。絶体絶命のピンチを救った。
このまま試合は終了し、長崎はJ2を2位でフィニッシュ。自動昇格を勝ち取った。
後藤のスーパーセーブは、まさに昇格に導いたビッグプレーだった。
