Jリーグは8日、11・12月度の「2025明治安田Jリーグ 月間ベストゴール賞」を発表した。J1リーグでは、柏レイソルFW細谷真大が受賞した。対象となったゴールは、第37節アルビレックス新潟戦でのハットトリック達成となる得点。ボックス内での技術が光ったゴールだった。
——————————
J1月間ベストゴールが発表
首位の鹿島アントラーズを勝点差「1」で追う状況で迎えた敵地での新潟戦。
アウェイチームは、細谷が20分と45分にゴールネットを揺らし、2点リードで後半へ。
すると、背番号「9」が55分に早くもハットトリックを達成する。
中川敦瑛が推進力あふれるドリブルで中盤からボックス内に侵入すると、ゴール正面で待ち受けていた細谷にラストパスを送る。
これを受けた24歳のストライカーは、左足での正確なトラップでボールを収めると、狙いすまして右足でシュート。
インサイドで丁寧に放たれたシュートは、ゴール右隅に吸い込まれた。
正確なトラップとシュートで沈めた質の高いゴールだった。細谷のこの試合3点目でリードを広げた柏は、72分に1点を失ったものの、3-1で新潟を下した。
なお、今シーズンの細谷は、惜しくも優勝を逃したチームでリーグ戦36試合に出場し、11ゴール2アシストという記録を残した。
