FIFAワールドカップ2026の組み合わせ抽選会が現地時間5日に行われ。日本代表はオランダ、チュニジア、そして欧州プレーオフB勝者(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニア)と同組のグループFに入った。オランダから見て、最悪の抽選結果だったと、オランダメディア『フートバルプリミュー』が8日に報じている。
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サッカー日本代表、ノックアウトステージ進出後は厳しい戦いに
抽選前に最も恐れられていたポット3のノルウェーと同じグループにならなかったが、FIFAランキングから見ると日本(18位)、オランダ(7位)、チュニジア(40位)、欧州プレーオフに参加するチーム、これらの平均が「26.6」であり、非常に実力が拮抗した組として見られていた。
今大会は3位にも突破のチャンスがあるとは言え、大きく得失点差を稼げる相手は一つも無いと言えるだろう。
それだけではなく、ノックアウトステージ進出後も、かなり厳しい展開になることが予想されている。
同メディアによると「番組に出演したピエール・ファン・ホーイドンクは、オランダ代表の抽選結果に満足していない。
彼が不満を抱いているのはグループそのものではなく、ノックアウトステージに進んだ後に当たる可能性のある相手に関してだ」という。
イブラヒム・アフェレイ氏は「(対戦するかもしれない)モロッコは本当に素晴らしいチームだ。
カタールでは敵も味方も驚かせた。
主力はほぼそのままで、今回は自国開催のアフリカ杯で優勝することが期待されている。
もし優勝できなければ、今の監督は続投できないだろう」との見解を示した。
それに対し、ホーイドンク氏は「そうなると、オランダはやっぱり悪いくじを引いたということだ。
グループステージは楽しい親善試合のように見えるかもしれないが、本当の戦いはそこから始まるのだ」と述べている。
グループCからモロッコ、ブラジルが勝ち上がってくる可能性があるだけに、気の抜けない戦いが続きそうだ。
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