アヤックスDF板倉滉【写真:Getty Images】
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループフェーズ第6節、カラバフ対アヤックスの試合が現地時間10日に行われ、アヤックスが4-2で勝利した。オランダメディア『VoetbalPrimeur』は同日に、この試合に先発出場したアヤックスに所属するサッカー日本代表DF板倉滉のパフォーマンスについて、厳しい評価を下している。
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DF板倉滉は先発出場も失点関与で現地は酷評
ここまで5試合を消化した時点で5連敗と、苦しい状況のアヤックスが敵地に乗り込んだ一戦。
9分、アヤックスは、ロングボールで簡単に最終ラインの裏を取られてしまう。
板倉が、FWカミロ・デュランを懸命に追いかけるも、GKヴィテツラフ・ヤロシュの飛び出しが中途半端なものとなり、ループシュートで先制点を決められてしまった。
39分に同点とするも、47分に失点してしまい、アヤックスが再び1点を追いかける展開となる。
それでも、79分、83分、90分と立て続けにゴールを決めて、4-2でCL初勝利を飾った。
オランダメディア『Sportnieuws.nl』は、「開始10分で、板倉とヤロシュの致命的なミスにより、アヤックスは劣勢に立たされた。
コミュニケーション不足から大きなミスが生じ、カラバフのストライカーがその隙を突いた」と、先制点を許してしまったシーンの板倉とGKの対応に対して、厳しい言葉を送っている。
また、『VoetbalPrimeur』は、「ここ数週間、アヤックスに安定感をもたらしていたが、この試合では実にひどいプレーだった。
大きなミスを犯し、ボールコントロールも良くなかった。彼は本来CBであり、これからもそうあり続けるべきだろう」と、板倉の中盤起用に同情を示しつつも、チーム最低タイとなる「4」の評価をつけている。