27歳の冨安健洋は、アーセナルとの契約を7月4日に双方合意のもとで解除して以降、無所属の状況が続いている。それから約5カ月、ついに新たな所属先が見つかった。移籍専門家のファブリツィオ・ロマーノ記者は、まもなく契約する見込みであることを、10日に報じている。
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冨安健洋、まずは短期契約で再出発
冨安は日本代表として通算41試合に出場しており、2018年10月にデビューして以降、主力に定着している。
ただ、怪我で招集外になることも多く、手術後に1試合もプレーできていないことは、2026年のワールドカップへ向けて懸念材料だった。
そんな中、手を差し伸べたのがオランダ名門のアヤックスである。
36回のエールディビジ優勝、過去にはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を制した経験があり、現在は板倉滉が在籍している。
ロマーノ記者は「アヤックスは、元アーセナルDFの冨安をフリートランスファーで獲得する契約に近づいている。
契約期間はまず2026年6月までの短期契約で、その後のパフォーマンス次第では、来夏に長期契約が提示される可能性もある。
交渉は最終段階に入っている」と伝え、契約間近であることを明かした。
半年間で結果を出し、コンディションを整えることができれば、土壇場での日本代表復帰も十分あり得るだろう。
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